人とテキスタイルの可能性
国産を守り、世界へと発信する
繊維産業が海外生産へ移るなか、当社は国産を貫いてきました。合成繊維の品質において日本は世界一だと確信していますが、国内の産地が厳しい状況であることもまた事実。日本のテキスタイルを未来へ残すためにも、自社工場や協力工場への継続発注や設備投資を行い、緊密な協業体制を築いてきました。コロナ禍によってカントリーリスクが浮き彫りになった現在、国内で生産が完結し、確実にお届けできる当社の生産背景が注目されています。
テキスタイルメーカーとして、ファッションに携わるあらゆる人に喜んでいただくのが何よりの喜び。その積み重ねが社員一人ひとりの成長へつながり、企業としても輝けるのだと考えています。私たちに唯一できるのは、「良いテキスタイルをつくり続ける」こと。そして、国産テキスタイルの魅力を世界へ発信し、78億の人々へ届けることがこれからの使命です。信じているのは、人とテキスタイルの可能性。ファッションを通じて、一人でも多くの人の心を豊かにしたいと思います。
代表取締役社長
生きるために欠かせぬ「衣」
変化に挑みながら未来へ
1999年に4人からはじまった当社も、今ではグループ合わせて約280人までになりました。創業時から国産テキスタイルへ徹底的に一点集中し、国内の協力工場と強い信頼を結んできました。輸入品が台頭する時代にあっても業績を伸ばして来れたのは、品質の高さと提供体制がお客さまに評価された証だと感じております。
生きるために欠かせない「衣食住」のなかでも、ファッションは最初に挙がる「衣」。人は裸では生きられません。そして、服は心で着るものであり、ファッションは人の心を豊かにするものではないでしょうか。だからこそ、服が好きであり、人が好きであることが、この仕事には欠かせません。
時代は常に変化していきます。決して後手に回らず、前へ前へ。国産テキスタイルの誇りと社員の幸せを守りながらも、新しい何かに挑戦し続けなければ未来はありません。これからもお客さまと共に歩み、多くの方々に喜んでいただける企業でありたいと考えております。
代表取締役会長